母子手帳とは

母子手帳とは、正式には母子健康手帳といいます。母子手帳は、昭和40年8月に施行された母子保健法に基づき、妊娠の届け出をした人に都道府県知事が交付する手帳のことをいい、妊産婦や乳幼児の健康を保護する目的としています。この母子手帳には、妊娠・出産の状況や、乳児の発育状態などを記録します。母子手帳は、国籍や年齢に関わらず交付を受ける事ができ、又、特に外国人の居住人口が多い市区町村、例えば神奈川県横浜市や川崎市、静岡県浜松市など、独自に外国語版の母子健康手帳が作成されている都市もあります。

スポンサード リンク

スポンサード リンク

母子手帳の交付

母子手帳の交付を受けるには、診察した病院で発行される「妊娠届出書」が必要になります。この妊娠届出書は、胎児の心拍確認ができ、正常な妊娠であると医師から判断されたら、産婦人科で発行してもらえます。これを市役所、または保健センターに持参すると、母子手帳が発行されます。但し、妊娠届出書の提出先は、役所の福祉課や健康福祉センターなど各市町村(自治体)で多少異なるようなので、 事前に確認しておいた方がいいでしょう。胎児の心拍は、妊娠7週目頃には確認できるそうですが、 産婦人科によっては胎児が順調に成長しているか1〜2週間ほど様子をみるケースもあるようです。

もし妊娠届出書がない場合は、母子健康手帳の交付を受けられない場合があるので、妊娠届出書は紛失しないように大切にしましょう。ほとんどの自治体は、妊娠届出書と印鑑が必要ですが、事前にホームページや電話などで、直接 確認してからのほうが確実だと思います。また自治体によって、母親学級などの保健サービスの開催状況がさまざまなので、現在住んでいる場所を管轄する交付施設(役所や保健センターなど)で母子健康手帳の交付を受ける方が良いでしょう。

母子手帳の交付を受けたら、健康診断の時はもちろんですが、日常の外出時にも持ち歩くきましょう。妊娠中は、意外と体調の変化が激しいものです。外出先で気分が悪くなることも考えられますので、万が一、意識がなくなるような事態になって、かかりつけとは違う病院へ運ばれたとしても、母子手帳があれば妊娠中であることが判明し、投薬など妊娠中に避けたい治療も未然に防げます。母子手帳には妊娠の状況だけでなく、かかりつけの病院(産婦人科)や家族の勤務先なども記録しておくことができるので、 自分用としてはもちろん、もしもの時のために誰が見ても分かりやすいように、 母子手帳にできるだけ詳細な情報を記録しておくことも大事です。 もしも、母子健康手帳を失くしてしまった時は、再発行が可能です。母子手帳を交付してもらった機関や自治体に問い合わせましょう。

母子手帳は親子の絆

医師から「おめでたですよ」と告げられた時の嬉しさは、計りきれないものでしょう。夫に報告された時の二人の喜び、満足感、この気持は決して忘れることのできないものでしょう。ママや赤ちゃんの健康や、発育などの様子が一目でわかる母子手帳は、子供を出産、そして育児という過程で、成長していく子供との絆として不可欠なものとなっています。また、最近は積極的に育児に関わるパパが増加していることもあり、父子手帳というものもあります。母子健康手帳は、ママや赤ちゃんだけでなく、その健康を預かる産婦人科医にとっては大事な記録です。母子手帳は妊産婦手帳としてスタートして、もう60年以上が経過します。何度も内容を改訂しながら、表紙もお母さん方の意見を入れ、可愛らしく長く保存でき、現代的センスにマッチするよう工夫され、母子により役立つものへとレベルアップしてきました。母子手帳を手にして改めて妊娠の実感がわく人も多いようです。単に子供の成長記録としてだけで終わらせないように活用したいものです。

スポンサード リンク

Copyright © 2008 母子手帳はママと子供の成長記録